コース |
距離 | コース概要 | 定員 | スタート |
ゴール制限 |
---|---|---|---|---|---|
A |
210km | 島の西側の佐和田からスタートし、佐渡島を右回りに一周する一番人気のコース。基本的には海岸線を走るルートがメインだが、標高差の激しい区間もあり、210kmの長丁場を制限時間内に走り切るのは上級者でないと難しい。なお、参加者のレベル(自己申告)によってA1、A2の順でスタートする | 2,500名 | 5:30 |
18:00 |
B |
130km | そそり立つ絶壁を一気に上るZ坂や標高167mの巨岩が日本海に突き出た大野亀など佐渡ロングライドの名所の多い佐渡の北側「大佐渡」を走って島の東側にある両津までのルートはAコースと同じ。両津でAコースと別れ、島の中央部(国仲平野)を横断してスタート地点の佐和田に戻る佐渡島半周コース | 6:00 |
16:00 | |
C |
100km | AコースやBコースと同じく、佐和田からスタートして大佐渡を一周し、両津がゴール。佐渡島の素晴らしい景色、Z坂などの手応えある上り、快適なシーサイドライドが楽しめる。走行距離も100kmと手頃で、初心者でも気軽にエントリーできる。ゴールが両津港なので、帰りのフェリー乗船にも便利 | 6:20 |
13:30 |
●定員:各コース併せて2,500名
※写真をクリックすると拡大します
佐和田のスタート地点から島の反対側の両津まで
景勝地の多い島の北側を巡る約100kmのルート
スタート→相川AS[19km]→入崎SS[42km]→鷲崎AS[75km]→両津AS[103km]
スタートは島の西側にある佐和田に設けられた特設会場。設定されているコースはA、B、Cの3つ。最も走行距離の長いAコース(210km)は佐渡島を右回りに一周。Bコース(130km)は途中までAコースと同じように佐渡島の北側「大佐渡」の海岸線を走るが、島の東側にある両津(103km地点)でAコースと別れ、島を横断して佐和田に戻る。Cコース(100km)も佐和田をスタートして大佐渡を巡るルートで、両津がゴールとなる。
日の出から間もない午前5時半、走行距離の多いAコースの参加者から次々に佐和田をスタートして、それぞれのゴールをめざす。早朝の海岸線を走り、最初にめざすのは19km先の休息所、相川AS(エイドステーション)。海に沿って続く道は大きな起伏はなく、ウォーミングアップ感覚で走ることができる。相川ASでは地元ボランティアスタッフの方々が早朝からが温かい補給食で大会に参加した多くのサイクリスト迎えてくれる。
入崎SSをスタートして海岸ルートを10kmほど軽快に走り続けると、行く手に海から一気に立ち上がる険しい山が現れる。近づくと絶壁のような山肌にちょうどアルファベットのZの形で上っていく一筋の道が見えてくる。これが通称Z坂と呼ばれる(正式名称「跳坂(はねざか)佐渡ロングライドの最初の難関だ。いままでの穏やかな道から一転、勾配を標高130mの坂の上まで一気に駆け上がる。上り区間が長いので初心者にはきつい坂だが、登り切った頂上からの雄大な日本海の眺めは、きつかった坂の疲れを忘れさせてくれる。
Z坂を制覇して先に進むと、標高167mの1枚岩が海に突き出るようにそびえ立つ佐渡の景勝地、大野亀が姿を現す。
大野亀を通過してしばらく走ると、スタートから75km地点にある鷲崎ASに到着。ここから次のASである両津までは30km近くあるが、両津に向かう海岸ルートは大きな勾配は少なくフラットに近いので、海を見ながらの快適な走りが楽しめる。
ただし、次の両津ASでは制限時間が設けられているので要注意。Aコースは12時、BとCコースは13時30分までに到着しないとタイムアウトとなり、完走証をもらうことができなくなってしまう。
Cコースは両津ASがゴール。BコースとAコースは昼食のサービスを受けたら後半戦が待っている。Bコースはここから台地を越えて島の中央部を横断するゴールまで30kmあまりの距離を、Aコースは小佐渡を一周する激坂を含む130kmもの長い距離を制限時間内に走り切らなくてはならない。
島の東側にある両津から西側の佐和田まで
佐渡島の中央部を横断してゴールに向かう
両津AS[103km]→佐和田ゴール[130km]
両津ASではランチタイムの休憩をとり、後半戦に備えて体力を整えておこう。走行距離130kmのBコース参加者は、両津ASで小佐渡を一周するAコースと別れ、佐渡島の中央部、国仲平野を横断してゴールの佐和田をめざすルートを進む。佐渡島は地形的には、大佐渡と小佐渡、そしてその間に広がる国仲平野で構成されている。
300万年ほど前、日本列島がプレートに押されて隆起を始めた頃、日本海の海底が隆起して2つの島、大佐渡と小佐渡が誕生。その後、2つ島の間が土砂などでつながり、現在の佐渡島が形作られたという(そのため佐渡島には激しい地殻変動を感じさせる独特の景観が生まれた)。隆起によってできた標高1,000m級の山々がそびえる大佐渡と標高600メートル級の山地が連なる小佐渡の間にできた平地は国仲平野と呼ばれるが、Bコースはその国仲平野を東から西へ向かう。
Bコースは国仲平野を通るといっても、両津から島の内陸部に入る部分は台地状の地形となっている。そのため、平野に抜けるまでいくつかの峠を越えなければならない。高低図を見るとわかるように、両津からほとんどの区間で手応えのあるアップダウンが続いている。100km以上走ってきた体には相当な負荷がかかる。脚力のある中級者であっても、かなりきつい区間になるだろう。
しかし、ここを乗り切れば道は一気に下り坂。フラットな平野を抜けて海に出たところ(真野)で、小佐渡を一周してくるAコースと合流。ここまでたどり着ければゴールはすぐそこ。16時までに到着できれば見事完走となる。
残りはあと半分、両津から島の南部を一周
しかし、完走への本当の勝負はここから!
両津AS[103km]→多田AS[138km]→小木AS[162km]→素浜AS[184km]→佐和田ゴール[210km]
Aコースは両津ASから島の南側である小佐渡を一周してゴールの佐和田に向かう。距離はあと130kmほどもあり、さらに後半では急な勾配の長い坂道がいくつも待ち構えている。上級者でも完走証がもらえる18時までにゴールするのは簡単ではない。この小佐渡ルートに入ってからリタイヤするサイクリストが出始める。
両津から最初の休憩地点である多田AS(138km地点)、そして次の小木AS(162km地点)までは海岸線を走る比較的穏やかな道が続き、効率よく距離を稼ぐことができる。しかし、これまでの疲労が徐々にペダルを踏む力に影響を及ぼし始める。各ASにはそれぞれ到達制限時刻が決められており、多田AS(138km)には13時45分、次の小木AS(162km)には15時までに到着しないとタイムアウトとなってしまう。時間配分には十分注意してゴールをめざそう。
小木ASから先、Aコースにチャレンジしたサイクリストは佐渡ロングライド210の本当の手強さを味わうことになる。小佐渡区間のコース高低図を見て分かるように、小木ASからゴール近くまで大きな標高差のある峠を連続してクリアしなければならない。Aコースを上級者向けとしているのは、この後半戦を乗り切る実力が必要だからだ。
まず小木ASから素浜ASの間にAコース最大の高低差となる激坂がある。早朝から160km以上走ってきたあとでこの激坂を上るのはつらい。しかし、ここが頑張りどころ。佐渡ロングライド210のAコースに参加した上級者としての真価が発揮される場面だ。
この激坂を何とかクリアするとAコースの最後の休憩地である素浜AS(184km地点)。ここの到着制限時刻は16時30分。ゴールまで距離はあと26km。しかし、この素浜ASの先にも大きな坂が2つ待ち構えている。ここで日頃鍛えた脚力と持久力が試される。連続するこれらの激坂を攻略すればゴールは近い。
Aコース最後の坂を乗り切ると海岸線に出る。あとは平坦な道が続く。ゴールの制限時刻は18時。Bコースとの合流地点の真野を過ぎればゴールまであと少し。しばらくすると早朝出発した佐和田の特設会場が遠くに見えてくる。早朝スタートしたゲートが近づいてくる。ゲートをくぐり、210kmを無事走りきった瞬間、会場でサイクリストの到着を待っていたMCから祝福の言葉とともに完走者の名前が会場内に大きくコールされる。
大会前日に開催するエンジョイグルメライドは佐渡を楽しむファンライドです。
設定された時間帯の中で自由にスタートできます。 佐渡の美しい景観とグルメを自分のペースで走りながら満喫してください。エンジョイグルメライドに参加される方は、ミッションとして公式LINEへの登録をお願いします(フォトコンテストを予定しています)。
なお、E2・E3 コースは受付でお預かりした荷物を大会会場までお届けします。
身軽な装備で佐渡を存分に楽しんでください。
※右の図はクリックすると拡大します。
コース | カテゴリー/距離 | ミッション | コ ー ス内容 | 参加費/申込先 | 定 員 |
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E1 | 金山の町相川周遊コース 40km~60km |
◎公式LINE登録 ◎コース上で撮影した写真を公式LINEに送信 ※ フォトコンテストを予定 |
世界文化遺産登録間近の相川の金山遺跡を巡り、翌日の試走を兼ねて景勝地の尖閣湾までライド | 小学生以上
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50名 |
E2 | 両津発「トキめき」史跡コース 30km~40km |
加茂湖沿いを走り、トキの棲むエリアや史跡を巡り、大会会場までライド | 50名 | ||
E3 | 小木発「金の道」コース 40km~60km |
たらい舟体験や宿根木散策など、魅力あるエリア。 Aコース後半の激坂を体験し、大会会場までライド | 50名 |
ミッション | 参加費 | 申込先 |
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◎公式LINE登録 ◎コース上で撮影した写真を公式LINEに送信 ※ フォトコンテストを予定 |
小学生以上 2,000円 当日参加 2,500円 |
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定 員 | ||
50名 |
※定員に満たない場合に限り当日参加も可能です
※各コースともガイドは付きません
コース | 受付場所 | スタート | おすすめコース | フィニッシュ |
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E1 | 大会会場 | 10:00~12:00 | ●大会会場 → 七浦海岸 → きらりうむ佐渡相川(佐渡金銀山の情報を発信するガイダンス施設)→ 北沢浮遊選鉱場跡(佐渡のラピュタ)→ 佐渡金山(日本最大級の金銀山史跡)→ 佐渡奉行所跡(天領佐渡を管理した奉行所を再現)→ 大間港(金の積出港跡)→ 尖閣湾揚島遊園(雄大な自然と絶景が楽しめる)→ めおと岩(七浦海岸のシンボル)→ しまや菓子店(沢根だんご試食)→ 大会会場 ●途中、相川エリアの飲食店でランチタイム |
16:00 大会会場 河原田小学校 グラウンド |
E2 | 佐渡アウトドアスペース ※両津港から徒歩4分 |
9:00~12:00 | ●佐渡アウトドアスペース → 加茂湖(新潟県最大の湖)→ トキのテラス(国仲平野や大佐渡山地を一望・ 自然界に暮らすトキの観察施設)→ トキの森公園(トキふれあいプラザでトキを観察)→ 大膳神社能舞台(佐渡を代表する能舞台)→ 妙宣寺五重塔(新潟県唯一の五重塔)→ 佐渡歴史伝説館(佐渡の歴史を体感できるミュージアム)→ 尾畑酒造(酒蔵見学)→大会会場 ●途中、新穂・畑野・真野エリアの飲食店でランチタイム |
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E3 | 佐渡観光交流機構 南佐渡観光案内所 ※小木港から徒歩4分 |
10:00~10:30 | ●南佐渡観光案内所→たらい舟体験(力屋観光汽船・矢島体験交流館)→宿根木(千石船・佐渡国小木民俗博物館・町並み 散策)→ 沢崎灯台 → たたこう館(鼓童の太鼓体験施設)→ 佐渡西三川ゴールドパーク(砂金取り体験)→ 佐渡歴史伝説館 (佐渡の歴史を体感できるミュージアム)→ 尾畑酒造(酒蔵見学)→ 大会会場 ●途中、小木・真野エリアの 飲食店でランチタイム |
●フィニッシュは各コースとも16:00 大会会場・河原田小学校グラウンドです
コース | おすすめコース |
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E1 | ●大会会場 → 七浦海岸 → きらりうむ佐渡相川(佐渡金銀山の情報を発信するガイダンス施設)→ 北沢浮遊選鉱場跡(佐渡のラピュタ)→ 佐渡金山(日本最大級の金銀山史跡)→ 佐渡奉行所跡(天領佐渡を管理した奉行所を再現)→ 大間港(金の積出港跡)→ 尖閣湾揚島遊園(雄大な自然と絶景が楽しめる)→ めおと岩(七浦海岸のシンボル)→ しまや菓子店(沢根だんご試食)→ 大会会場 ●途中、相川エリアの飲食店でランチタイム |
E2 | ●佐渡アウトドアスペース → 加茂湖(新潟県最大の湖)→ トキのテラス(国仲平野や大佐渡山地を一望・ 自然界に暮らすトキの観察施設)→ トキの森公園(トキふれあいプラザでトキを観察)→ 大膳神社能舞台(佐渡を代表する能舞台)→ 妙宣寺五重塔(新潟県唯一の五重塔)→ 佐渡歴史伝説館(佐渡の歴史を体感できるミュージアム)→ 尾畑酒造(酒蔵見学)→大会会場 ●途中、新穂・畑野・真野エリアの飲食店でランチタイム |
E3 | ●南佐渡観光案内所→たらい舟体験(力屋観光汽船・矢島体験交流館)→宿根木(千石船・佐渡国小木民俗博物館・町並み 散策)→ 沢崎灯台 → たたこう館(鼓童の太鼓体験施設)→ 佐渡西三川ゴールドパーク(砂金取り体験)→ 佐渡歴史伝説館 (佐渡の歴史を体感できるミュージアム)→ 尾畑酒造(酒蔵見学)→ 大会会場 ●途中、小木・真野エリアの 飲食店でランチタイム |